満室のアパートを購入すると不動産投資としてリスクが低いか?
満室のアパートを購入すると不動産投資としてリスクが低いか、その内容によります。
インターネットで収益物件を探していますと、
結構な割合で満室のアパートなどを探すことができます。
しかし、このような物件が3ヶ月、半年と売れ残っていることが良くあります。
このような満室の収益物件を購入をする事は、リスクが低いといえるのでしょうか?
まず、満室というのは、作られた満室と自然な満室があります。
作られた満室というのは、収益物件を売却をする前に空室を埋めるために
家賃を無料にして無理やり入居者を埋めて、それで売りに出すのです。
そのような収益物件を購入をしますと、すぐに入居をしている人が
退去をします。
それも1人や2人だけでなく、部屋の半数以上が退去をしたりします。
このような事をして、満室を演出して、高く収益物件を売却をする
不動産会社が存在をします。
これとは別に自然と満室となっていながら、中々売却ができないアパートは
ほとんどが1円も値引きをしない売主であることが多いです。
そのため、市場価格以上の価格で売りに出しているため
購入をする人がいないのです。
このため、中々売却をできないのですが、
売主は満室でアパート経営ができているため、
別に困っていないのです。
一般的に満室のアパートを購入する事は、確かにリスクが低いことが多いですが
場合によっては、嵌められることがあるので要注意です。


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