不動産投資物件に表示されている利回りの意味
不動産投資物件に表示されている利回りの意味をご紹介します。
収益物件にはよく「利回り10%」などと表示をされて、売りに出ています。
この利回り10%の意味は非常に簡単です。
一般的に表面り利回り10%という意味です。
例えば、3000万円の不動産投資物件が利回り10%ですと、
1年間の家賃収入が300万円と言う事です。
そして、この家賃収入には維持費や税金などの支払額は含まれていません。
そのため、分かりやすく言えば「売り上げ300万円」という事です。
実際にこの3000万円の収益物件を購入をしますと
1年間で300万円の家賃収入が入りますが、
その中からいろいろな経費と税金を支払う必要があります。
管理会社に管理を委託をする時は、管理委託料、修繕費積立金などです。
また、修繕が必要な場合は、その都度修繕費が必要となります。
さらに、収益物件には必ず固定資産税が掛かります。
この固定資産税を1年に一回支払う必要があります。
このような経費を家賃収入から引いた金額が実質の利回りとなります。
一般的に維持費などの諸経費は、1年間の家賃収入の20%ぐらいは必要です。
このため、家賃収入が300万円とすると、実質の収入は240万円ぐらいです。
一応計算上では、実質の利回りは8%となります。
このような計算の方法を知ることで、だいたいの収益物件の収入が分かります。


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