収益物件を案内をしてもらう時は、すべての部屋を見せてもらう
収益物件を案内をしてもらう時は、すべての部屋を見せてもらう事です。
気になった不動産投資物件を見つけて、不動産会社の担当の方に案内をしてもらう時は、
すべての物件の部屋を必ず見せてもらうことが必要です。
そうしないと、あとでとんでもないことになる可能性があります。
なぜなら、中古の収益物件は「現状渡し」である事がほとんどだからです。
この現状渡しというのは、書いて字のごとく現状のまま収益物件を
購入をしてもらって、引き渡すという意味です。
そのため、もし、部屋の中の備品が壊れていたら、売主に請求をできません。
とんでもなく部屋が汚れていても、クリーニング代を売主に請求できません。
現実にあったことですが、不動産会社の担当の方に部屋の案内を頼んでいたのですが、
すべての部屋を見たりしないで、収益物件を購入した人がいます。
購入をした後に、部屋の中に入ったら、トイレの排水管に
コンクリートが埋め込まれていました。
このような状況では、トイレを使うことができません。
しかし、「現状渡し」で引き渡しを受けているため、
売主に請求をすることも法律でできないと決まっています。
その物件を購入をした人は、泣く泣くトイレを丸ごと入れ替えて、
数十万円の損害となりました。
このような事は現実としてあります。
そのため、収益物件を案内をしてもらう時は、
必ず空室の部屋は、すべて見せてもらうことが必要です。


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