収益物件を購入する時は、高利回りに惑わされない
収益物件を購入する時は、高利回りに惑わされない事です。
利回りが高い収益物件を購入したいのは、誰もが望むことです。
ただ、ある条件によっては、利回りが高いだけでは、
投資をしてはいけない物件があります。
このような事を知っていないと、借金を支払うのが
きつくなって大変な事になります。
例えば、利回り17%の物件があります。
その物件は、築年数が37年です。
そして、売り出し価格は1億円です。
この物件はRCの収益物件ですが、
このような築年数の場合は、法定耐用年数がRCの場合は
47年であるため、融資期間は10年となります。
融資の金利が2%としますと、
1年間の家賃収入が1700万円に対して
金融機関への返済が1104万1614円です。
差し引き595万8386円です。
これに比べて、利回り13%で
築年数が17年のRCの物件の場合、
売り出し価格が1億円であれば、
融資期間は30年も取れます。
融資の金利が2%としますと、
1年間の家賃収入が1300万円に対して
金融機関への返済が443万5434円となります。
差し引き856万4566円です。
受け取る手取りの家賃収入が年間260万6180円も違います。
不動産投資をするうえで、一番重要な事はキャッシュフローです。
受け取る手取りの金額です。
これを理解していなければ、破綻をする事もあり得ます。
ですから、高利回りに惑わされてはいけません。


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