アパートの大家になるには、新築ワンルームマンションは購入をしない
アパートの大家になるには、新築ワンルームマンションは購入をしない事です。
これは一番失敗をするケースです。
よく雑誌やホームページなどで、新築ワンルームマンションによる
資産運用の方法が紹介されています。
多くの紹介をする方法として、
「将来の年金になる」
「給料以外の副収入に」
などというのがうたい文句でセミナーなどを
積極的に開催をしています。
しかし、不動産投資をするうえで、
新築ワンルームマンションを購入する事は、
一番の失敗です。
これは、ハッキリと断言できます。
なぜかと言いますと、マンションというのは
新築から築15年ほどは、物件の価値が下がっていく一方です。
このため、新築のワンルームマンションをローンを組んで、
購入をしますと大変な事になります。
2500万円や3000万円の新築ワンルームのマンションを
購入をして、築20年も経てば、価値は20%以下です。
ローンを30年以上組んで、それで新築ワンルームのマンションの価値が
非常に下がれば、購入をする意味が無いです。
それだけでなく、新築のワンルームのマンションは利回りが低いのです。
利回り5~7%ぐらいで販売されているのが一般的ですが、
それでは、ほとんど手元に残るお金は無いです。
逆に家賃からローンを支払って、赤字になることがあるのです。
この赤字になることで、所得税の還付ができるのですが、
それを新築のワンルームマンションを販売している不動産会社は、
「節税になる」などとデタラメな事を言って販売をするのです。
不動産投資をするうえで、減価償却の金額が高くて
赤字であれば、実際の収支は黒字であることがほとんどです。
しかし、家賃の収入からローンの返済金を支払って
それで赤字であれば、不動産投資をしている意味が無いです。
さらに、新築のワンルームのマンションというのは、
毎月、修繕費や管理費が掛かります。
このため、ものすごくコストが掛かって、まったく儲からないのが
新築のワンルームのマンションを購入して不動産投資をする事です。
ただ、多くの人がこのからくりに気づいていないのです。
そのため、無料の不動産会社が行っている
新築のワンルームのマンションのセミナーに出席をして、
不動産会社のカモになっている人が多いのです。
給料以外にしっかりした不動産投資をして収入を得るのであれば、
絶対に新築のワンルームのマンションを購入してはいけません。


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